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家族葬のこと

Q:そもそも家族葬って何?

 

A:簡単にお答えさせて頂くと〖身内だけの葬儀〗になります。

 昨今の超高齢化社会では、残念ながら亡くなられる方が増加傾向に向かっております。

 岩手県内でも1日8名の方が亡くなっておられるという統計が出ております。

 皆様の中でも、一昔前より葬儀に参列される機会が増えたとお感じになっておられる方も多いのではないでしょうか?

 葬儀が多くなってきたと言う事はそれだけ参列される方の負担も多くなるという事になります。 最近では〖0葬のすすめ〗等の著書がベストセラーになる等、葬儀はなるべく近親者のみで済ませる等、残された方のご負担を第一に考え、〖終活〗をされる方が増えています。

 

Q:そんなに簡単でいいの?

A:現在日本では〖人の死〗特に〖埋葬〗に関しての法律は2つだけです。

 

① 24時間の安置(医学上、もしかしたら蘇生するかもしれないリスクへの保全)

② 火葬して埋葬(土葬による疫病に対する保全)

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では今まで皆様がご経験なさった葬儀はどうだったでしょう?

お通夜、火葬、葬儀、付け法事、四十九日法要、百か日法要、一周忌等々…

この中で日本の法律で義務付けられているのは〖火葬〗だけになります。

その観点から〖火葬式〗が主流になりつつあるのが現在の風潮です。

ただし、ご先祖代々のお墓に入りたい、もう既に新しい墓地墓石を檀家先のお寺に持っているという方は〖火葬式〗だけでは無理になります。

それは日本の古来からの〖檀家制度〗にあります。

いくらご先祖様が檀家で墓地も墓石があったとしてもお寺様に勝手に納骨する事はできません。

ではどういう手順が必要か?

まずは檀家になっておられるお寺様に葬儀を依頼する事から始まります。

お通夜、出棺時、火葬時、葬儀時の読経等のお勤め、戒名授与、納骨時のお勤めなどを

お布施と共にご依頼せねばなりません。そして初めてご先祖様のお墓に入る事が許されます。

 

では当社の〖火葬式〗をご利用になられる方はどうしておられるか、またどのような方に最適なのかをご説明させて頂きます。

 

 まずはどちらかお寺の檀家様に既になっておられる方の場合

 当社の〖やすらぎ葬 ¥148000〗をベースにお通夜はご自宅か当施設にて少人数にて執り行い、火葬(盛岡であればやすらぎの丘)にてお寺様に来て頂き戒名授与とお勤めをして頂く。次にお寺様にご遺骨と共に出向き葬儀を執り行う。そして納骨をし、必要であれば付け法事をお寺様で行い終了となります。 中にはお寺様のご都合で付け法事が出来ない場合もありますが、その際は当社提携ホテルにて葬儀と付け法事、または付け法事だけを執り行う事もできます。その後、日を改めて納骨も可能です。別途葬儀費用として80,000円税別を頂きます。

 

 次に当社で多い方のケースをご紹介致します。

① 本家のお墓に入れない又は入りたくない。

 

これはご長男でなかったり、奥様の方に多い希望です。

この場合は本家とは別のお墓を共同墓地に購入されておられる方や、樹木葬等の自然葬を希望されておられる方が主であります。このケースはお寺様への依頼が不要になりますのでご自身で納骨できます。また部落墓地も不要です。

 

② 遺骨は自分の家で管理する、お墓は要らない。

中には遺骨も要らないという方もいらっしゃいます。

極端な例だとお思いでしょうが、意外ですがこのケースが増えているのも事実です、実際は遺骨を捨てるという行為は罪になります。しかしご自宅に管理しておくというのは罪にはなりませんし、近くに置いておきたいという方の希望には沿っております。また安価な費用で当社も提携している所で20,000円前後での永代供養も可能です。

また個人のお墓ではありませんが、永代供養塔にての納骨も可能です。盛岡市の近くに提携寺がありますが、その際は墓地墓石の購入は不要ですが一応の檀家になる事が条件で永代供養料のみ掛かります。いずれ0葬という観点から、本人も残された方もお墓を守っていく重荷から解放されたいと思う方に多いケースです。

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